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紅いボケ。これは本日の題とは関係ない。
本日の題は、最近やかましく鳴いている鳥である。



外が騒がしい、というのは春なのだから当然のことのように思うが、如何せん騒々しい、というか、やけに甲高い力強い声で誰にでもなく一人でさえずっているのがいる。それも一羽だが、スズメが十羽いっぺんに鳴いているくらいうるさい。土管の上のジャイアンくらい、うるさい。

ある時、家の近くにあるハナミズキにいつもいるスズメたちに混じって、妙な鳥がいた。
茶色いことと大きさしか分からなかったが、明らかにさえずっているのはあいつだと特定することができたので、中古で買った野鳥図鑑を片っ端から調べてみたが、どうも分からない。
こいつか?と思う鳥の"鳴き声"で検索しても、動画を見ると鳴き声は該当しない。
中古で買ったので付属のCDが無いため、調査は困難を窮めた。



……が、さすがインターネット。
"この動画を見た人はこういう動画にも関心があるだろう"と勝手に表示される右側のリストに、それらしいのがあってクリックしてみたところ、見事にビンゴ。
画眉鳥(ガビチョウ)と言って、特定外来生物のため、野鳥図鑑には載っていないらしい。
元々ペット用だったのが、あまりにもうるさいので、現在は野生化していると。それなら野鳥なんじゃないのか……と思いながら、紅茶をすするよモ木であった。



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HN:
西野夏水
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ちいさなしあわせをみつけること
自己紹介:
西野椰季子の一人娘。胎児の時からマクロビオティックを実践している(途中、約5年脱線経験有)。